和名はくさび石。結晶がくさびの形に似ています。一般的にはギリシャ語のスフェノス(sphenos、意味はくさび)から、スフェーンとよく呼ばれています。チタンを含むためチタナイト(titanite)とも呼ばれます。鉱物学的にはチタナイトが公式名称になります。約4,000種の鉱物名の統一を目的としている国際的な鉱物学の学術団体であるIMA (International Mineralogical Association 国際鉱物学連合) は、1982年以降、「チタナイト」を公式の名称として採用しています。色は黄色、緑色、褐色、その中間があります。この石は綺麗なアップルグリーンで、母岩には水晶、カルサイト、長石など、いろいろ楽しいものがついています。
産地:パキスタン、スカルドゥ 重さ:約113.1g サイズ:約10.5cm×4.3cm×2.6cm