和名を緑簾石(りょくれんせき)といいます。簾とはすだれ、細いものが並行に連なる姿をあらわしますが、この鉱物がよくこのような姿に結晶するところからつけられました。このエピドートのような黄緑色に結晶するものは、比較的多く産出します。こちらはとても大きく成長したエピドートで、柱状に成長している様子にたいへん見ごたえがあります。トップのおうとつ部分に細く何本も成長した針状結晶も確認でき、また結晶のテリツヤもよく、とても楽しみの多い結晶です。
産地:パキスタン、スカルドゥ 重さ:約360g サイズ:約8.2cm×5.0cm×7.2cm